2011年4月15日金曜日

新’和美との生活’について

 この一カ月は、毎日が原発のニュースと時折おこるM6前後の余震とで、気持ちの休まる時がなかったように思います。今朝の新聞に宮沢賢治の’雨ニモマケズ 風ニモマケズ’の詩が載っていましたが、私たちは、このような気持ちでこれからの時間を過ごしてゆくようなのかと思います。

 4月4日のBS番組で「能登、輪島の特集があり、’和美めぐり’の言葉が見つかりました。番組自体を見ることはできなかったのですが、紹介文を見ると私の「新’和美との生活’」と同じ意味の言葉でした。

 「下野・会津・津軽 手仕事専科」では、「新’和美との生活’」を提唱しています。このブログでは、その意図から「和美との生活・和美空間」のブログとしております。
 この度のホームページを立ち上げてからは、和美の概念に進化ともいえるあたらしい考え方が、その都度加わってきました。当初は、①伝統工芸品を対象にしておりました。次には、②現代の作家によるあたらしいデザインも対象としました。そして、③音の美ということで音楽も欠かせない対象と考えるようになりました。また、最近では、④生き方、生活の仕方の時間も対象となっています。
 美しい和美を生活に活かしてゆくという事は、生活の価値観は当然ですが、それに親しむ愛でるゆっくりとした時間が、伴います。効率的に左脳的な生活様式には、生まれえない時間観念です。右脳的な価値、観念が必要となるでしょう。

 いぜんから感じていたことにアメリカ企業に代表されるグローバリズムによる経済至上主義は、人々を幸せにできるのかという事でした。従来の価値観から経済的にビジネスで勝つことが、最優先されます。富むものと貧しいものとが、一緒に住む地球号では、’調和’が求めらるはずです。中国による所得格差の歪は、近未来に大地震のように一気に是正される時が必ずくるでしょう。
 我々は、幸せに生きることが、大切であって、幸せ=(イコール)経済(金の量)では、ないと思います。貧しいことは、良いことではありませんが、幸せの尺度は、異なります。幸せは、考え方によります。より心豊かな生活を「調和ある経済と生活の考え方」に求めるべきでしょうか。

 人類の英知は、経済の発展とその調和を生み出すべきです。
新’和美との生活’は、心豊かにする美しいもの、音楽、時間、考え方をともなったものです。
写真は、過去の写真からご紹介いたします。
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